ダイバーシティ&
インクルージョン DIVERSITY & INCLUSION

芝浦機械では、多様な個性を持つ従業員がそれぞれの力を十分発揮できるようダイバーシティ&インクルージョン(多様性の受容)の推進に取り組んでいます。

制度の充実だけでなく、子育てに理解ある雰囲気が醸成されているから安心して働ける

海外売上比率の高い芝浦機械の人事・人材開発担当として、グローバル人財教育に取り組んでいる。主な業務は、グローバルに関する教育の企画・運営。2021年夏に第1子を出産し、産前産後休業と育児休業を経て2023年に復帰。現在は短時間勤務制度を活用している。

山本 花菜

人事総務部 人事課 人事・人材開発担当
国際関係学部卒 / 2016年入社

育休の延長も快く受け入れてもらえた

産前産後休業は6週間と8週間、育児休業は子どもが1歳半になるまで取得しました。本当はもう少し早く復帰するつもりでしたが、保育園に空きがなかったため、育休の延長を会社にお願いしたのです。そのとき快く受け入れてもらえたおかげで、希望する園に無事入園できました。
結果的に1年半という長めの育休となり、職場にはそのぶん負担をかけてしまったと思います。それなのに上司やメンバーからは、「席を空けて待っているから安心してね」「教育担当にぜひ来てほしい」と産後も復帰前も連絡をいただいて、本当に嬉しかったです。
復帰に向けて不安がなかったといえば嘘になりますが、こんなに温かい人たちと一緒に働くことができるなら乗り越えていける。心からそう思いました。

子どもの発熱など
不測の事態にも温かな支え

復帰後は9時~15時45分までの短時間勤務をしています。時間の制約がある中で効率よく仕事をするために心がけているのが、優先順位を明確にすることです。
現在、グローバルに関する教育体系の見直しを行なっているのですが、1日や2日で終わる内容ではないため、それ以外の業務を片付けてからメイン業務に集中しています。子どもの急な発熱などで会社を早退、もしくは休まなければいけない日もどうしてもありますが、上司もメンバーも嫌な顔ひとつせず、こちらを気遣う言葉をかけてくださってありがたい限りです。芝浦機械は育休や産休などの制度が充実しているだけでなく、子育てに対して理解ある雰囲気が会社全体に醸成されているから、安心して働くことができています。

5カ月間の育休を経て変化した働き方・家族との時間と仕事のやりがい、両方が原動力

新入社員研修後に制御機械技術部に配属、以来TCmini(R)やロボットコントローラの基板開発を担当。第2子誕生にあたって2023年7月上旬から12月上旬まで育児休業を取得。芝浦機械について、「男女の別なく育休取得を応援してくれる上司やメンバーがいて、ワーク・ライフ・バランスが取りやすい会社」と話す。

増田 寛人

制御機械カンパニー 制御機械技術部
機械・電気システム工学専攻卒 /
2017年入社

信頼するチームリーダーからの言葉で決断

我が家に2人目の子どもが誕生したとき、上の子は1歳になろうかという頃。ようやく歩き始めたくらいの時期でした。さらに、下の子は予定よりも早い出産だったため、さまざまな想定外の状況への対応が必要になってきて、「自分も育児に本気で取り組まなくてはダメだ」と5カ月間の育児休業を取得することにしました。業務の引き継ぎをはじめ、会社を長期間離れることに不安はもちろんありましたが、そのとき私の背中を押してくれたのが、「やってみてもよいのでは」というチームリーダーの一言です。「まずは家庭という土台を安定させてから仕事に戻ってきて」と。
入社以来、公私の両面で相談に乗っていただいている信頼するチームリーダーの言葉を受けて、5カ月間育児に集中しようと決断できました。

育休中は「妻にしかできない」をつくらない

育休中は2人の子どもの離乳食の準備、着替えや入浴の世話、料理、掃除、洗濯など、すべてにおいて妻と私のどちらでもできる体制をつくって一方に負担が偏らないようにしました。下の子がやっと寝たと思ったら上の子が走り出したり、すんなり着替えてくれる日もあればぐずる日もあったり…内心、0歳児に本気で腹を立てた瞬間もあって情けない限りですが(笑)。体験したからこそ育児の大変さに対する解像度が上がって、その結果、妻ともお互いを思いやる場面が増えました。
育休を取る前は仕事中心の考え方でしたが、復帰後はワーク・ライフ・バランスを重視するように。現在は定時に会社を出て育児時間を確保しています。こうした家族との時間と仕事のやりがいの両方が、今の私の原動力です。

ワーク・ライフ・バランスの
取り組み

男女問わず働きがいのある職場環境の確立を目的としてさまざまな取り組みを実施しています。

取り組みの内容

育児・介護
休業制度
従業員が安心して育児・介護を行なえるようさまざまなサポートを行なっています。
【当社の具体的な実施内容】
出産休暇、育児休業、看護休暇、介護休業、介護休暇、短時間勤務
年次有給
休暇の
計画的な
取得推進
半日単位や、本人の希望による任意の時期に3日連続(または2日連続を2回)休暇を取得できる制度のほか、メモリアル(誕生日)に休暇を取得できる制度を導入するなど、年次有給休暇の計画的な取得促進に努めています。
積立保存
休暇
長期療養や親族の介護・看護、自己啓発・ボランティア活動の際、積立有給休暇を利用できる制度です。
ハラスメント相談窓口
の設置
ハラスメント行為(セクハラ・パワハラ等)のない職場づくりのため、相談窓口の設置やハラスメント予防教育を行なっています。
男女共同
参画に関する
公共団体の
登録

静岡県・沼津市において、男女共同参画社会づくり宣言事業所(静岡県)※右図、男女共同参画推進事業所(沼津市)に登録しています。

男女共同参画推進事業所(沼津市)登録証