先輩の歩み 〜10年後の私へ〜

先輩の歩み 先輩の歩み

2名の先輩の歩みから入社後のあなたを想像してみませんか?

芝浦機械に入社したら最初の1年はどんな業務を行なうのか?
様々な経験を経て、どんな社会人人生を歩んでいくのか?
ここでは、国内、海外で活躍する2名の先輩社員が歩んできた入社から現在までを紹介します。

  • 2008年入社
    成形機カンパニー 押出技術部

    尾原 正俊

  • 2011年入社
    芝機精密機械(上海)有限公司 管理部

    山本 達弘

尾原正俊の場合 尾原正俊の場合

2008年

4月
入社

集合教育
5月

二軸押出成形機設計担当に配属

新入社員論文として二軸混練押出機のヘッド部品であるブレーカプレートの低圧損仕様品の開発業務。新入社員教育で、押出成形機が面白そうと感じていたこともあり、配属されて喜びました。

2009年

二軸混練押出機TEMシリーズの設計担当。CADによる製図作業の補助マクロ等を作成

2010年

3D-CADによるTEMシリーズのフルモデル設計業務

2011年

7月
結婚・社宅引越
10月

3D-CADによるTEMシリーズのアセンブリモデルの自動作成。システムの構築業務

第ニ開発担当へ転属

全社3D-CAD推進支援、ANSYSによるFEM解析業務担当

2012年

3D-CAD推進支援・FEM解析業務、次期2D-CAD選定業務担当

2013年

2月
新入社員メンター

二軸押出成形機設計担当へ転属

全社3D-TEMシリーズWTP機(TEM-58SSG)の開発業務担当

2014年

TEM超高トルクシリーズ(TEM-48SX)の開発業務担当

2015年

TEM超高トルクシリーズ(TEM-41SX)の開発業務担当

2016年

4月

金沢大学共同研究(1年目)

二軸混練押出機の解析ソフトを開発するため、金沢大学の瀧研究室に共同研究員として駐在のため、金沢で単身赴任。解析ソフトをゼロベースで開発するため、大変でした。

2017年

4月

金沢大学共同研究(2年目)

金沢大学の共同研究員二年目。昨年開発した解析ソフトに脱揮解析を組み込むための開発を継続。

2018年

4月

5月

金沢大学共同研究(3年目)

通いで金沢大学の共同研究員として業務を継続する。また、併せて博士号取得のため、博士後期課程入学。
業務は引き続き解析ソフトの開発となるが、株HASLも含めたより詳細な流体解析ソフトの検証となる。

ANTEC2018(国際学会)発表

ANTEC(Annual Technical Conference)
主催:The Society of Plastics Engineers (SPE)

7月

成形加工学会

成形加工学会企画委員会メンバーに就任

2019年

3月

5月
PPS-35(国際学会)発表PPS(Polymer Processing Society)
主催:PPS(Polymer Processing Society)

ANTEC2019(国際学会)発表

ANTEC(Annual Technical Conference)
主催:The Society of Plastics Engineers (SPE)

尾原正俊の場合 写真1
尾原正俊の場合 写真2
尾原正俊の場合 写真3
尾原正俊の場合 写真4
2019年の写真

終わった時の達成感は今でも忘られない、
国境を越えた検証内容の発表。

2019

トルコ チェシメ イズミールのラディソン ブル リゾート & スパホテルにて上記流動解析を用いた繊維破断解析の検証に関する発表を行なった。大人数が参加する大会場での発表のため緊張したが、無事やり遂げることができた。英語での対応が大変でしたが、終わった時の達成感が忘れられません。

2020年

6月

押出営業技術課へ転属

業務内容は変更無く、引き続き金沢大学との共同研究員。二軸混練押出機における新規センシングシステムの開発業務を担当。

2021年

3月
博士号(工学)取得

2021年の写真

地道な研究と業務の両立の成果として、
博士号取得と賞の受賞につながる。

2021

業務と研究の両立は大変でしたが、博士号を取得した瞬間は、やりきった充実感で満たされました。
また、これまでの国際学会発表などの研究活動が認められ、金沢大学「自然科学研究科長賞」を受賞することができました。

成形加工学会

成形加工学会第33回(2022年度)年次大会の副実行委員長就任

山本達弘の場合 山本達弘の場合

2011年

10月
社宅入居

入社

大学卒業後、眼鏡店で3年、税理士法人で3年勤務した後、縁あって当時の東芝機械株式会社に中途入社しました。

経理部主計担当へ配属

経理部主計担当に配属され、まずは本社単独決算を通して仕事の流れを覚えることからスタートしました。

2012年

8月
30代キャリア開発研修

連結決算と税務を担当

2年目からはグループの連結決算と税務を担当しました。特に法人税に関しては新たな連結納税システムの選定から運用まで任せてもらい、大きな経験を積むことができました。

2013年

3月
中国出張

9月
インド出張

初めての海外出張

中国への出張は日本の監査法人担当者に帯同し、中国現地法人の社長インタビュー、現地公認会計士との面談等に立会いました。インドへの出張では2012年にM&Aで子会社となったインドの現地法人視察と経理担当者とのミーティングを実施しました。インド現地法人の連結決算への組み込みは当初非常に不安を抱えていましたが、会計を通じたコミュニケーションは非常にスムーズに進み、会計制度というのは非常にグローバル化された仕組みで、先人達の努力の賜物なんだろうな、と改めて思ったことを覚えています。

2014年

9月
シンガポール、インドネシア出張

英会話研修

研修では週に一回の英会話研修を受講していました。英語は不得手ですが、経理の仕事も英語で進めなければならない場面が増えておりましたので、勉強をする良いきっかけになったと思います。

2015年

2月

10月
主任登用
11月

12月
中国、香港出張

英語プレゼンテーション研修

英語プレゼンテーション研修として、4~5回の研修を受けました。プレゼン手法について学んだ後、最終回ではフリーテーマで5分程の英語プレゼンを行ったと記憶しています。

新任主任研修

10月に主任に登用され、立場と役割についてケーススタディとディスカッションを通した研修を受講しました。

2016年

2月

6月
新入社員メンター
8月

12月
インドネシア出張

働く喜び、コンプライアンス研修

社長対話会

自分が取り組んでいる業務について社長と直接言葉を交わす機会を設けていただきました。一緒に昼食をとりながら、ざっくばらんに社長の考えを聞けたのはとてもいい機会でした。

リーダー研修

リーダー研修を2日間受講しました。リーダーの役割をゲーム等を通じてチームで学ぶスタイルで、会社で受講した研修の中で一番面白く、ためになったと記憶しています。

2017年

1月

2月
OJT研修

4月
タイ出張
10月

経理部資金担当へ異動

東京本社勤務になる。

上海現地法人へ異動

赴任してからの数ヶ月は前任からの引継ぎと毎日の生活に慣れることに精一杯であっという間の日々となりました。

2018年

1月
中国語研修

山本達弘の場合 写真1
2018年の写真

本格的に始まった上海業務、
来た球を打ち返すだけで精一杯だが驚きの多い1年。

2018

前任者が帰国し、本格的に上海での業務が始まりました。管理系の駐在員として、経理、人事、総務の全般に関与しつつ、本社からの指示や監査対応をこなし、出張者のフォローをし、予算作成や決算取りまとめでは中国3現地法人の対応をし、来た球を打ち返すので精一杯、あっという間の一年となりました。
福利厚生の一環として語学研修費の補助が受けられるため、それを利用して週末は中国語の勉強を開始しました。4月からは家族も上海で暮らすこととなり、生活基盤が整いました。見ると聞くとは大違いで、上海の発展ぶりと生活の便利さには目を見張り、驚きの多い1年でもありました。

2019年

2020年

2021年

10月
管理職登用

新任管理職研修

2021年の写真

赴任してから5年目、管理職登用へ。
会社のことが隅々までわかる様になってきたと実感。

2021

赴任してから5年目を迎え、ようやく会社のことが隅々まで分かるようになってきたと感じています。定例の業務だけにとどまらず、中国国内の当社ビジネス全般に関して有益な提言ができるよう努めています。10月に管理職に登用され、全4回6日間の管理職研修を受講しました。会社規定を改めて振り返った他、管理職としての心構え、人事評価の基本等について学びました。