CrossTalk - 03 高校・短大卒編 CrossTalk - 03 高校・短大卒編

  • 山下 祐輝
    yamashita yuki

    生産センター 工機生技部 工機課
    静岡県立沼津技術専門校
    (現・静岡県立工科短期大学校) 卒
    / 2014年入社

    機械加工に従事し、現在は2台の機械を効率的に動かす段取り・確認等に腐心。モノづくりの手法に正解はなく、完成まで精度の安定や効率性の追求など、様々な創意工夫をしながらチームで1つのモノを作るプロセスがやりがい。

  • 横山 雄利
    yokoyama yuuto

    生産センター 工機生技部 工機課
    静岡県立伊豆総合高等学校 卒 / 2016年入社

    五面加工機を使い、主に射出成形機や工作機械の部品を加工。大型かつ高精度な部品を作る日々に、社会のモノづくりに貢献しているという手応えを感じている。仲間と協力して業務改善など生産性の向上にも取り組んでいる。

  • 髙田 皓登
    takada hiroto

    成形機カンパニー 押出技術部 
    電気設計課
    静岡県立吉原工業高等学校 卒 /
    2019年入社

    二軸混練押出機を担当し、制御盤の設計および制御ソフトウェアの設計を行なう。前任の電装課では顧客の工場に赴き、導入に立ち会うなど現場を知っているだけに、自分の設計物が稼働する光景をリアルに想像できる。

  • 佐野 千尋
    sano chihiro

    生産センター 工機生技部 設備保全課
    静岡県立沼津工業高等学校 卒 /
    2020年入社

    主に加工機械や鋳物設備、クレーンの電気系修理を担当。保全業務を希望したのは幅広い機械や設備に関わることで、様々な経験を積むことができると考えたから。日々違う種類のトラブル等に対処し知識が身に付くのが面白く、資格取得にも力を入れている。

最短距離で技術者の道に。
それぞれに自信を培い
存在感を増す。

01始まりは、大型機械のインパクト。

山下
僕と横山さんは同じ部署。佐野さんと髙田さんは、顔は知っているけどきちんと話をするのは初めてだね。まず入社動機から教えてもらえるかな。
佐野
じゃあ一番若手の私から。芝浦機械を知ったのは、高校2年生の時にたまたま参加したインターンシップです。工場にあった機械が今まで見たこともないほど大きくて、「なんだこれは!」と衝撃を受けました。もともとメンテナンスを希望していたので、こんな大型機械を扱うなんて格好いいなと。
横山
僕もそう。機械だけでなくそれを削る工具の大きさにもしびれました。あと、鋳造から機械加工まで自社で行ない、部品を作るのは、あまり他社ではやっていないと思ったのも決め手かな。実際に仕事をしてみると、思った以上に精密な加工を行なっているとわかり驚きました。
高田
同感です。僕も芝浦機械の名前は知っていたけど、就活の際に改めて調べて、こんなスゴイ会社だったのかと。就職先は地元を一番に考えていたので、地元で働きながら国内はもちろん世界中に高品質な製品を届けられるスケール感が魅力でした。
山下
僕は高校の実習で機械加工の面白さに目覚め、専門校でさらに深く学んだので、この道で身を立てようと決めたとき、当たり前のように芝浦機械を選んだな。大手だし、福利厚生もしっかりしているしね。今は寮に入っているけど、会社の目の前にあって便利だし、家賃もかなり安い。
横山
山下さんは技能五輪にも出場されていますね。
山下
入社後に出場資格を得て、配属後すぐに県大会、全国大会と出させてもらいました。大変だったけど、ものすごく有意義な経験だったので、会社の配慮に感謝しています。
座談会風景

02学校で教わらないこともしっかりと身に付く。

山下
みんな入社年度はバラバラだけど、仕事のほうはどんな調子?
佐野
主に生産設備の修理対応をしていて、私は電気班の所属。高校は機械科だったので最初は不安でしたが、クレーンの漏電時の対応とか、実地にいろいろなことを学ぶなかで業務の幅が広がっています。最近は少しずつ1人で任せてもらえるようになりました。
高田
僕も今の課に移って、高校時代に全くやっていなかったソフトウェアの設計に挑戦。ただ前の電装の職場でも制御ソフトウェアとかハードウェアの展開図を見る機会があったので、それほど苦労せずにできているかな。わからないことは何でも聞ける職場なので。
山下
設計だと大卒や院卒の社員も多いんじゃない?
高田
職場には大卒の同期がいるけど、彼は現場経験がないので、電装の現場で培った僕の知見が参考になるらしく、あれこれと質問攻めに。お互い助け合っていますね。
横山
確かに助け合える職場だね。1つの製品を作るのに何日もかかるけど、プログラムを確認しながらわからないことは先輩に聞いたり、みんなで知恵を出し合ったり。1つの作業にみんなで集中する感覚が楽しいです。入社7年目の今は、さまざまな部品の加工方法や段取りのやり方をずいぶん覚えました。
山下
僕が入社した頃は、1人が1台の機械を担当する感じだったけど、今は1人がいろいろな機械を任されるようになったよね。人によってやり方が違わないよう、自然と協力し合うようになったね。
横山
そうですね。新入社員が困らないように、あらかじめ段取り図なども準備するようにしています。
山下
僕も各種機械加工はもちろん、新設機の導入・立ち上げなど様々な仕事を経験してきた。多能工というか、マルチタスクが求められるようになったから、資格取得はもちろん、今後も新しい知識や技術を貪欲に吸収していきたいよね。
座談会風景

03ストレスフリーの職場が自慢。

山下
みんなは入社前と入社後のイメージギャップはあった?
高田
僕は当社に限らず、会社というのは暗くてギスギスしている、と思っていたのですが全然違いました。前の部署も今の部署もみんな明るくてとても話しやすく、拍子抜けしたほど。人間関係でも何1つ困ったことはありません。
佐野
私は新人研修の時、これまであまり関わることがなかった大卒や院卒の同期と交流したことかな。特に院卒だと年齢が7~8歳離れていて、またみなさんそれぞれ個性的。でもグループワークを通してすっかり仲良くなりました。今の職場でも年上の先輩との接し方に役立っています。
山下
佐野さんの職場は女性技術者はいるの?
佐野
女性技術者は私だけですが、誰もが分け隔てなく接してくれるので、私としては居心地抜群です。
横山
僕の職場は男子校みたいな雰囲気です。もっとも、部活や研修など他部署との交流が盛んなので友だちはできやすいと思う。ちなみに、僕は2児のパパでもあるので、友だちだけでなく、家族との時間も大切にしています。
高田
職場の人とはプライベートで飲みに行くこともあるけど、どちらかというとオン・オフをきっちり分ける人が多い印象。残業も休日出勤もほぼなく、メリハリのつけやすい勤務形態ですしね。もちろん有給休暇も取りやすく、僕も夏はサーフィン、冬はスノーボードと満喫しています。あと、福利厚生で自慢なのは、社員食堂が安くて美味しいこと!
山下
ご当地ラーメンや人気店とのコラボといったイベントメニューも充実しているので、外食したいと思わなくなったね。僕はシラス丼、横山さんはカレーがイチオシだよね
横山
はい、食堂の職員さんが僕の顔を見ただけで大盛りにしてくれます(笑)。
山下
みんなの話を聞いて、共通しているのは人間関係の良さ、働きやすさだと改めて感じた。モノづくりはどんどん高度化しているけど、僕たちならきっと楽しくチャレンジできるね!
座談会風景