環境アクションプラン(環境中長期目標)
環境アクションプラン
COP21の国際協定締結結果と国内外の動向を参考に、2021年度から2025年度までの5年間の中期目標「第2次環境アクションプラン」と2030年を最終年度とする長期目標を設定しました。中期目標の重点テーマとして、製品の環境貢献の明確化、グローバル対応の強化としました。2023年度の取り組み結果※は、以下のとおりです。
基準年:2013年度
()内は基準年2013年度に対する増減(%)
取り組み項目(指標) |
第2次環境 アクションプラン |
長期目標2030年度 |
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2023年度
目標 |
2023年度 実績 |
2024年度
目標 |
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環境調和型製品の提供 | 環境調和型製品による環境貢献(CO₂削減貢献量(t)) | 28,200(219%) | 29,320(228%) | 29,050(225%) | 34,410(267%) |
地球温暖化の防止 |
CO₂排出原単位削減 (t/億円) |
18.2 (▲34%) |
13.5
|
17.2
|
13.8
(▲50%) |
資源の有効活用 |
排出物排出原単位削減 (t/億円) |
2.29 (▲33%) |
1.68 (▲51%) |
2.14
|
1.20
(▲65%) |
化学物質の管理 |
化学物質排出原単位削減 (kg/億円) |
43.5 (▲44%) |
32.4 (▲58%) |
43.0 |
40.0
(▲48%) |
グリーンマネジメント |
生物多様性保全 (生態系ネットワーク) |
富士山環境保全活動への参画 |
富士山環境保全活動 への参画 |
富⼠⼭環境保全活動への参画 |
富士山環境保全活動への参画 |
再生可能エネルギー (太陽光発電利用・未利用エネルギー使用) |
電気使用量の0.1%を発電 |
電気使用量の0.1%を発電 |
電気使⽤量の0.1%を発電 | 電気使用量の20%超を発電 | |
スコープ3の取り組み
(上流・下流負荷の把握) |
下流の負荷把握 | 下流の負荷把握 | 下流の負荷把握 | 環境負荷削減活動の強化 | |
グローバルなEMS構築 (海外現法との連携強化) |
1回/月定例報告 |
1回/⽉定例報告 |
1回/⽉定例報告 |
外部インフラ調査、海外環境内部調査、海外工場環境リーダー育成 | |
海外 |
管理強化と環境負荷低減 (管理レベル向上) |
環境負荷把握 | 環境負荷把握 |
環境負荷把握 |
管理強化と環境負荷低減推進 |
※対象範囲:国内連結会社(目標数値については海外連結会社を含め見直し予定)
グローバルなEMS構築
芝浦機械グループでは、海外生産拠点(中国・タイ・インド)で、環境マネジメントシステム(EMS)※の認証を取得し環境活動を管理しています。国を挙げて廃棄物管理を推進しているタイでは、2018年度に工業区の廃棄物管理表彰を受賞しました。インドでは、地域貢献事業として学校校舎の寄贈、工場周辺道路の舗装など立地している地域に根差した活動で地域に貢献しています。国・地域により重点となる取り組みが異なりますが、EMSの管理レベルの向上と日本からのガバナンス強化を継続して進めていきます。
※企業活動などが引き起こす環境に対する影響を改善するため、効率的、効果的に実行する仕事の仕組み

