環境マネジメント

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芝浦機械グループは、経営理念・行動基準に基づき、企業の社会的責任(CSR)として、法令遵守・環境調和型製品の提供・事業活動に関わる環境負荷低減に取り組み、持続可能な環境づくりに積極的に貢献します。

環境マネジメントシステムの強化

環境マネジメント強化

グループ一体となった取り組みを実施するため、国内では1996年に沼津工場でISO14001の認証を取得して以来、生産拠点、営業拠点、グループ会社について認証範囲の統合と拡大を進め、環境マネジメント体制の強化を図っています。海外では2004年に中国工場、2012年にインド工場、2015年にタイ工場が認証を取得しました。
またISO14001 2015年度版の移行にも取り組み、2017年度に完了しました。

ISO14001 認証取得

ISO14001

環境マネジメントの有効活用

芝浦機械グループではISOの要求事項を運用レベルまでブレークダウンした「環境マニュアル」を規定し運用しています。2019年度はマイクロプラスチック問題解決への貢献活動として、工場で使用するマイクロビーズ入り手洗い洗剤やプラスチックストロー、マドラーの切り替えを完了しました。また、使用済みハブラシをリサイクルする活動として「ハブラシ・リサイクルプログラム」への参加を継続しています。その他、相模工場では神奈川県が取り組む「かながわプラごみゼロ宣言」に賛同し活動を継続しています。今後も環境マネジメントシステムを有効活用し、事業活動に沿った環境活動を進めていきます。

環境法令の遵守と環境事故・苦情対応

各⽣産拠点では、法律の規制よりも厳しい⾃主管理基準値を設定し、⼤気・⽔域への有害物質排出による環境事故を未然に防ぐよう努めています。また、環境施設の巡視による管理状況の確認を⾏なうとともに、届出や報告、基準の遵守などは、内部監査時、適正に⾏なわれていることを確認しています。法規制の動向などについては、グループ内で情報を共有しています。2022年度は、脱炭素社会に向けた取り組みおよびプラスチックに関わる資源循環の促進等に関する法律を周知しました。加えて、法令の管理レベルの向上を図るため、環境関連資格の積極的な取得にも取り組んでいます。結果、2022年度はグループ内で近隣住⺠の⽅からの苦情はありませんでした。

環境内部監査

各カンパニー・センターで監査チームを結成し、相互監査の形式で環境内部監査を実施しています。内部監査員向けの教育を実施し、監査員の確保、スキルアップに努めています。2022年度は改善指導を含む指摘件数が22件ありました。環境関連施設の管理状態、操業状況の変動による目標との乖離等の指摘を受けました。

環境教育・訓練(国内)

階層別教育と職能別教育のそれぞれに対応した教育や訓練を実施しています。
毎年、環境教育(eラーニング)を実施し、環境意識の啓発に努めています。
また、⼯場からの汚染物質の流出など、緊急時に備えた訓練を各部⾨で実施し、不測の事態に備えています。

環境関連資格の取得

各生産拠点では、環境関連法令、地域条例への対応と管理レベルの向上を図るため、該当する資格の計画的取得に取り組んでいます。

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