高生産・低環境負荷型ダイカストマシン DC-Rシリーズ（大型機）
DC1100/1300 R-E型ダイカストマシン 特徴
ハイグレードモデルをベースに型締を電動化。ハイサイクルを実現した電動トグルモデル。
小～中型マシンで培った豊富なノウハウを元に 「新3S」の実現を目ざします。
サイクル短縮
■ 型開きと同時に中子動作が可能に。
■ スプレイ動作と型締動作を連動させることができ、スプレイ時間の短縮が図れます。 （オプション）
環境配慮
製品1個当たりの環境負荷としては、DC1100R-Eは約19%、DC1300R-Eは約12%の
低減が見込まれます。
省スペース化
フレームタンク用容量の減少によりフレームを短く。
さらに油圧用モータをフレーム側面に配置することで省スペースを実現しました。
◇DC1100R-Eの省スペース化 800トンクラスのスペースに導入可能
◇DC1300R-Eの省スペース化 1250トンクラスのスペースに導入可能
新型コントローラ搭載（TOSCAST-999）
Rシリーズでは、大型機全ての機種に制御装置（ＴＯＳＣＡＳＴ-９９９）を標準搭載しました。
19インチモニタを採用し、オペレーターの保全・管理環境が向上します。
増圧制御が、位置/速度/圧力から選択可能です。従来の位置発進制御に加え、速度制御を追加しました。
給湯量に変動があっても、同じタイミングで増圧が発進する新制御方式を開発。高速速度で使用する場合や、
減速を使用する場合などで有効です。
多言語対応、入力規制管理可能となりグローバル生産管理の効率化も図れます。
さらに、芝浦機械独自技術の故障診断機能を標準搭載、dPAQET（オプション）により、離れた事務所から
複数台の監視が可能、保全性向上、生産効率向上に貢献します。
新型コントローラ TOSCAST-999画面
センシング冷却仕様（オプション）
製品品質の安定化の為、給水側2口に電磁弁、排水側に流量計を備え、
金型の温度制御が可能です。
標準冷却仕様の給水側2口に制御可能な電磁弁、
排水側に流量計を備えたことで
金型の温度制御ができるようになり
製品品質の安定化となります。