ごあいさつ

取締役社長 坂元繁友

芝浦機械グループは1938年(昭和13年)の創業以来、日本そして世界の産業から要求されるさまざまな機械を、お客様に寄り添い、共創し、提供することで、社会、産業の発展の一翼を担ってまいりました。

当社は、1961年(昭和36年)から「東芝機械株式会社」としていた商号を、2020年4月1日より「芝浦機械株式会社」(英文表記:SHIBAURA MACHINE CO., LTD.)に変更いたしました。この社名は、創業以来、今でも使用している当社ブランド「SHIBAURA」を由来としており、「モノづくり」を通じて社会に貢献することで進化を続けてきた、このDNAを忘れることなく、今後も、「お客様と共に更なる進化を遂げていく」との思いをこめています。
新生芝浦機械グループとして、これまで培われた技術・開発力、QCD、営業・サービス力を基盤として、再生可能エネルギー、省エネルギー、環境対応の新素材、生産性向上などの分野を軸に投資推進を行ない、これらを含め、SDGsで示された社会が抱える問題に対し、事業活動を通じて企業としての役割を果たし、持続可能な社会の実現に向けてさらなる貢献をいたします。

2020年2月に策定いたしました中期経営計画「経営改革プラン」に基づき、高収益企業への変革に向けて、組織再編を中核とした経営改革、成長分野に対応した投資の推進、資本効率(ROE)の向上を目ざした財務戦略の実行に取り組んでおります。 
また、2020年3月に策定いたしました「新生『芝浦機械』長期ビジョン2030」に基づき、グローバル製造業が直面する気候変動と資源不足、人口構造の変化、テクノロジーの進歩等のメガトレンドに卓越した技術革新で応え、社会的課題の解決と企業価値向上を両立することを目ざしております。これらの施策に取り組み持続的成長を遂げ、新たな産業を創造する力で皆様と共に価値を創る「価値共創メーカー」へと進化してまいります。

芝浦機械グループは、「芝浦機械グループ経営理念」に基づき事業活動を行なうにあたって、「芝浦機械グループ行動基準」を定め、経営・財務におけるコンプライアンス(法令遵守)を徹底するとともに、ESG活動に積極的に取り組み、ステークホルダーの皆様のご期待やご要望に応え、信頼を得られ続けるよう、これからも一層の企業努力を続けてまいります。

皆様におかれましては、何卒いっそうのご指導、ご支援を賜わりますようお願い申しあげます。

取締役社長 坂元 繁友

注1 IoT:Internet of Things(モノのインターネット)
注2 ICT:Information and Communication Technology(情報通信技術)

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