自動隙間調整機構
油圧サーボ
油圧サーボによるロール隙間の自動調整により、作業時間の短縮及び品質安定性の確保が可能になります。
また、押付荷重を正確に測定、制御することで、お客様の新たな品質管理、高品質化に貢献することができます。
特に食品容器や蓋材など、多品種・小ロット製品の生産性向上に対して非常に効果的な役割を果たします。
従来方式(クサビ方式)との比較
クサビ方式

上記のように、従来のクサビ方式によるロール隙間調整では、微調整が困難であり、再現性も低くなってしまいます。また、厚さ変更のため押出量や引取速度を変更するときは、バンクの大きさを確認しながら隙間を調整する必要があり、条件変更に時間がかかるというデメリットがございます。
油圧サーボ方式

一方油圧サーボ方式では、圧力センサ及び位置センサが1μm単位の微調整を可能にします。また作業者の技量に依存しないため、再現性に優れた成形を実現することができます。これにより、お客様における高品質なシート製品の製造に貢献できます。
比較表
