美濃工業栃木株式会社
美濃工業栃木株式会社様の“技術の強み”
美濃工業栃木株式会社様は、薄肉、厚肉、小型、大型部品問わず、多種、多様の製品形状に対する技術力と対応力、組織は元より、個の力に秀でたスキルがある。
鋳造機保有台数(2025年12月現在)
800㌧×1台、1100㌧×1台、1250㌧×2台、1650㌧×3台、2500㌧×2台、3550㌧×2台 合計11台(型締力表記)
二次冷却システム導入経緯
技術部 鋳造技術課 係長 村上様
鋳造機・金型への冷却水に対して、圧力不足の懸念が以前よりあった(圧力0.2Mpa前後)
工場循環水にて、全機同時使用しているため、全稼働、数台稼働、隣接機の稼働、非稼働での状況によって、鋳造機・金型への冷却水圧力バラツキが起き、稼働率に影響していた。主要因は、冷却圧力不足及び錆等の不純物の冷却水配管詰まりによるもの。
金型の内側から安定的に冷却し、鋳造機単体毎に冷却水を調整できる装置がないか探していた。
2016年のダイカスト会議・展示会で、芝浦機械ブースに展示していたファンクショナル・フルイッド製二次冷却システムを見学し、説明を聞いたのが導入を検討したきっかけ。金型の冷却は、冷却水温度を下げることではなく、流量により増量した水に触れさせてカロリーを奪うことが重要であると理解し、以後当社の金型冷却水検討のベースとなった。
その後、初号機を2018年に導入(現在4式の二次冷却システムを設置)
導入の効果
通常(低圧)冷却水として、金型へ0.30~0.35Mpaにて冷却水を安定的に供給し、高圧ポンプも同時に設置しているため、金型の細孔冷却にも鋳造機と連動させて任意のタイミング、冷却時間にて供給対応している。
二次冷却システム導入後は、金型への冷却水供給を安定化させたことによる不良率の低減と製品品質も確保できた。また、不純物の詰まりによる冷却水配管の交換も激減した。現在も良好に稼働中。不純物発生時も対象鋳造機ラインの配管に限定されるため、原因調査時間も削減される。
導入の評価
当初の導入目的である、個別冷却の管理については達成している。今後は、更なる信号の入出力により、鋳造機の操作画面での冷却水流量の見える化、データ記録容量を増やし冷却ポイント毎にデータ履歴を出し、品質参考データ管理により上下限設定し、監視することで機能性向上を図りたい。
美濃工業栃木様会社概要(貴社ホームページより抜粋)
| 商号・社名 | 美濃工業栃木株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 〒323-0811 栃木県小山市犬塚129-2 |
| 代表者 | 中島 一明 |
| 創業 | 1934年8月21日 |
| 設立 | 2005年12月27日 |
| 資本金 | 1億円 |
| 従業員 | 253人 ※2025年2月28日現在 |
| 事業内容 | ダイカスト製品の鋳造、仕上、加工、組立、圧検 |
| 営業品目 | ダイカスト(ダイキャスト)製品の鋳造・加工・組立、試作品の製作、販売 |
| 主要製品 | 自動車、トラックの部品、エスカレーターステップ他、大型部品 |
| ホームページ |
https://www.mino-tochigi.co.jp/
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