タブレット・PC用導光板加工に特化した UMP―4560Dを発売開始
2015年5月7日

当社は、このほどご好評いただいております超精密微細溝加工機UMPシリーズに、小型導光板加工用としてUMP-4560Dを開発、発売を開始いたしました。
本機は、液晶テレビ用導光板加工機で培った技術により、タブレットやPC用導光板に代表される精密金型に微細溝入れ加工を可能にしました。
また、高速動作が可能な微小駆動ステージを採用する事で、ドットパターン等の微細形状を従来機種比4倍の高速加工をする事が可能となり、お客さまの生産性向上に貢献します。
<主な特長>
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強靭かつ安定した機械構造
クロスレールとコラムを一体鋳造することで高い剛性を実現、溝入れ方向(X軸)と割り出し方向(Y軸)を分離させることで、相互作用による加工への影響を極小化しています。 -
アクティブ除振台を採用
振動のフィードバックに加え、機械座標のフィードフォワード制御により、加工精度を極限まで追求 -
各種オプションにより多彩な加工が可能(主な加工機能)
・超精密空気静圧軸受で支持されたターンテーブル (C1軸) の搭載により、高精度な旋削加工
・バイト旋回装置 (C2軸) の搭載により、高精度な曲線溝加工
・バイト割出台 (A軸) の搭載により、高精度なバイト刃先傾斜調整が可能
・高速微細加工システム(HMS)の搭載により、大面積に高速で微細なパターン加工
また当機は地域工場・中小企業等の省エネルギー設備導入補助金対象機です。
本機の販売台数は初年度10台以上を予定、5月21日(木)から23日(土)まで開催される東芝機械グループ ソリューションフェア2015にて初出展します。
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