車載用光学部品金型などの大型ワークに対応した 超精密立形加工機第3世代機UVM―700Cを開発

2014年10月22日

UVM-700C
UVM-700C


当社は、このほど空気静圧軸受による磨きレス・鏡面加工で定評のある超精密立形加工機UVMシリーズに、自動車LEDヘッドランプ用樹脂レンズの金型加工など長ストロークに対応したUVM-700Cをラインナップに加え、発売を開始いたしました。

<主な特長>
◆大型ワークへの対応
テーブル作業面を従来シリーズの450mmから700mmに拡張し、自動車LEDヘッドランプ用樹脂レンズ(PESレンズ)金型やLEDクリアランスランプ金型に代表される大型車載用光学部品金型など大型ワークの高速・高品位加工に対応しました。
◆トップクラスの加工精度
50~60HRCの焼入鋼に対し、3次元曲面加工でRa15nm(ナノメートル)の鏡面切削仕上げという、業界トップクラスの加工精度を達成し、後工程での磨き工程を省略する事が可能です。また、自動工具交換装置(ATC)の工具交換時間を従来より80%短縮し、作業効率を高めました。
◆豊富なオプション
お客様の仕様用途に応じて、小径穴あけ加工用の毎分12万回転のエアータービン主軸、フレネルレンズ金型等に用いられるダイヤモンドバイト旋回軸(A軸、C2軸)、立旋盤加工等に用いられるワーク旋回台(C1軸)等を取り揃えました。ミーリング加工の他にも、ダイヤモンドバイトによる切削加工にも対応いたします。

本機は、今月10月30日(木)~11月4日(火)に東京ビッグサイト(東京都江東区)にて開催される「JIMTOF2014」に出品いたします。本機の販売台数は初年度16台以上を予定しています。

また、今月10月28日(火)~11月1日(土)に幕張メッセで開催される「国際プラスチックフェア IPF2014」にも同ラインナップのUVM-450C(V2)の出品を予定しAWC(ワークパレットチェンジャ)およびスケジュール運転機能による自動車LEDヘッドランプ用樹脂レンズ金型の加工実演を実施いたします。

製品へのお問い合わせはこちらまでお願いします。

PAGE TOP