新型ダイカストマシンDC350J-SXTを開発(タイ現地法人にて製造する新興国向け新機種)

2013年6月20日

DC350J-SXT
DC350J-SXT


 当社は、このほど、新型ダイカストマシン「DC350J-SXT」を開発しました。
本機は、日本・中国(上海工場)に次ぐ当社第3の生産拠点として設立するタイのTOSHIBA MACHINE MANUFACTURING (THAILAND) CO.,LTD. における生産機です。従来機と異なり、新興国市場の顧客ニーズに合わせた、使い易さ、安定生産を追求したダイカストマシンです。

【開発のコンセプト】
(1)新興国市場をターゲット
新興国の市場ニーズに適合した仕様を標準搭載。

(2)製品の安定生産
学習制御・減速機能・増圧シリンダ方式を標準採用し、ダイカスト成形品の安定生産を追求。

(3)使い易さの追求
低速・高速・増圧の鋳造条件をデジタルで設定する事によって使い易さと高い再現性を実現。

(4)地産地消体制の構築
成長市場である東南アジア地域における域内ニーズに沿った短期間での製品供給実現。

【主な仕様】

●型締力:3500KN 
●ダイプレート寸法:935mm×935mm
●射出力:340KN ●射出速度:0.01~7.0m/s
●所要床面積:5700mm×1830mm 高さ:3130mm
●機械重量 11.5トン

 世界の生産拠点として注目され、成長が期待されている東南アジアの中心地域であるタイで、地域のニーズにあったダイカストマシンを生産、販売することでお客様のご要求とご期待にお応えしてまいります。

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