ツインボールネジに関する特許契約を締結(機械の剛性と精度の大幅な向上に貢献)

1999年4月5日

ツインボールネジ

当社は、工作機械に使用される当社保有のツインボールネジに関する特許について、北陸のハイテク機械メーカーであるキタムラ機械株式会社殿(富山県高岡市戸出1870番地 社長 北村耕一郎殿)との間に特許実施許諾契約を去る4月1日に締結しました。

高精度のマシニングセンタを新たに販売するキタムラ機械株式会社殿は、かねてよりマシニングセンタの移動軸にツインドライブを採用する研究を進めておられましたが、このほど各種データも取り揃え実機に採用するにあたり、東芝機械の持つツインボールネジに関する特許を採用することになりました。

本特許は、主にマシニングセンタ、ターニングセンタ等の工作機械の主軸頭ならびにテーブルの移動軸に採用され、平行した2本のボールネジを使用して軸の熱変位を低減し、高精度加工を実現するものです。

また、熱変位を低減する基本的な特許ですので、ほとんどの工作機械に応用可能です。

当社は、今後希望する他の会社へも順次ライセンス許諾を行なう予定です。

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