世界市場に挑む、新型油圧式射出成形機「S-GenXtシリーズ」を発表(K 2025(国際プラスチック・ゴム産業展)で世界初公開)
2025年9月26日
芝浦機械株式会社(本社 東京都千代田区/代表取締役社長 坂元 繁友)は、米州・欧州市場に向けた新型油圧式射出成形機「S-GenXtシリーズ」を開発いたしました。
本機は、2025年10月8日(水)から10月15日(水)までドイツ・デュッセルドルフで開催されるK 2025(国際プラスチック・ゴム産業展)(ホール15、ブースB21)において世界初公開いたします。
◆市場ニーズに応える「S-GenXtシリーズ」の特長
技術革新がもたらすパフォーマンスと使いやすさ:「S-GenXtシリーズ」には以下の先進技術が搭載されています。
• タイバーブッシュレス構造のダイプレートを採用し、サイクルタイム短縮と成形品の清浄性を両立
• リニアガイドの採用により、金型開閉や射出動作の繰り返し精度が向上し、メンテナンスも容易
• 最新コントローラ「INJECTVISOR VH100」を搭載。直感的な操作性で作業を効率化し、Industry 4.0や遠隔監視・制御にも対応
◆開発の背景
米州・欧州では、小型機を中心に電動式射出成形機の需要が増加する一方で、コストパフォーマンスや高出力の観点から、油圧式・ハイブリッド式のニーズも根強く存在します。
この市場環境に対応すべく、「S-GenXtシリーズ」は最新技術を搭載した油圧式射出成形機として誕生し、型締力100トン、180トン、230トンの3モデルをラインアップいたしました。今後本シリーズは、まず型締力850トンクラスまで順次ラインアップを予定しており、多様化する製品ニーズに柔軟に対応してまいります。
芝浦機械は今後も、先進的な自動化技術と環境配慮型製品の開発を推進し、持続可能な社会の実現に向けた企業の責任を果たしてまいります。

新型油圧式射出成形機「S-GenXt180-7」