5軸制御 超精密マシニングセンタの新機種「UVM－450D（5AH）」を商品化

2025年5月23日

芝浦機械株式会社（本社 東京都千代田区／代表取締役社長 坂元 繁友）は、ご好評頂いております超精密マシニングセンタ「UVMシリーズ」のラインアップに、新たに5軸制御の超精密マシニングセンタ「UVM-450D（5AH）」を追加し、発売を開始いたします。今後ニーズが見込まれる精密金型や精密部品、微細金型市場に対し、本製品を提供していきます。
当社では、既に発売済みの超精密5軸マシニングセンタ「UVM-700E（5AD）」と併せて、大型から小型までの幅広い精密5軸マシニング加工に対応いたします。

＜主な特長＞　

◆主軸は新開発の自社製HSK方式エアスピンドルを標準搭載し、従来の回転精度をそのままに、汎用性を高めております。

◆自社製2軸ロータリーテーブルは、ダイレクトドライブ方式の自社製2軸ステージで構成され、テーブル直径φ200ｍｍ、積載可能なワーク質量としては、治具込みで15ｋｇまでのワークを対象としています。最小設定単位は0.00001degと業界最高水準を誇り、ベースマシンであるUVM-450D（H）の0.01μｍリニアモータ駆動と併せて、高い位置決め精度を実現しております。

◆PCD（多結晶焼結ダイヤモンド）工具を使用した仕上げ工程においては、加工ワークを傾斜させることにより、工具周速ゼロ点を回避することが可能となる為、高品位な加工面を実現することが可能となりました。

◆業界内で高い評価を得ている当社の先端技術である工具経路ベクトル補正機能（VectPath®）は、新たに5軸加工にも適用可能なソフトウェアとして本機での使用が可能です。

本機は、6月4日（水）から6月6日（金）まで当社沼津工場・御殿場工場で開催されます『第19回芝浦機械グループソリューションフェア2025』に初出展いたします。