エネルギー業界に対応した業界最大サイズの横中ぐりフライス盤「BTH-150.R35」を販売開始
2025年5月23日
芝浦機械株式会社(本社 東京都千代田区/代表取締役社長 坂元 繁友)は、ご好評頂いておりますテーブル形横中ぐりフライス盤シリーズのラインアップに、業界最大クラスの積載質量とストロークを選択可能なテーブル形横中ぐりフライス盤「BTH-150.R35」を追加いたしました。
本機では、オプションにより、近年大型化が進む発電関係のギアボックス部品や巨大インフラ用大型バルブなどの大型部品にも対応可能な X軸4m,Y軸3.5mのストロークを確保することが可能です。今後、重厚長大ワーク加工に対し、最適なご提案をいたします。
<主な特長>
◆業界最大サイズのテーブル型横中ぐりフライス盤は、主軸の上下ストローク(Y軸)が3.5mを有し、テーブル型の中で業界最大サイズとなっており、従来よりもさらに大きなワークに対応いたします。Z軸もコラム移動のため、重く背の高いワークにも有効です。
◆直径φ150mmの中ぐり主軸により、剛性を確保した主軸繰り出し加工を実現することで、エネルギー業界への対応を見据えた重厚長大ワーク加工についての最適なご提案をいたします。
◆主軸繰り出しとロータリーテーブルを組み合わせることで広い加工領域が得られます。加工点への接近性が良く、工具長を長くする必要が無いため、加工点剛性を高く保持することが可能です。
◆本機の作業者に対する安全性が対外的にも認められ、中央労働災害防止協会より「緑十字賞」を受賞いたしました。施錠式作業者扉と施錠式マガジン扉、後部カバーを標準付属し、グローバル規格に基づいたリスク低減策を講じることで、機械の安全性も確保しています。
◆定期的な保守点検が必要な計器やフィルターおよび給油などのメンテナンス機器を一つのパネル上に集中表示させることで、メンテナンスの作業効率を向上させました。
本機は、6月4日(水)から6月6日(金)まで当社沼津工場・御殿場工場で開催されます『第19回 芝浦機械グループソリューションフェア2025』においてパネル展示をいたします。

テーブル形横中ぐりフライス盤「BTH-150.R35」