超精密マシニングセンタ用2軸ロータリーテーブルを開発

2023年10月13日

芝浦機械株式会社(本社 東京都千代田区/代表取締役社長 坂元 繁友)は、ご好評頂いております超精密マシニングセンタUVMシリーズに搭載可能な2軸ロータリーテーブルを開発、今後ニーズが見込まれる精密金型や微細金型市場に対し、販売を開始いたします。
芝浦機械株式会社では、既に発売済みの5軸超精密マシニングセンタUVM-700E(5AD)と併せて、大型~小型までの幅広い精密5軸マシニング加工に対応いたします。

 主な特長>

  • 今回の2軸ロータリーテーブルは、ダイレクトドライブ方式の自社製2軸ステージで構成されテーブル直径Φ200mm、積載可能なワーク質量としては、治具込みで15kgまでの小物精密金型、微細金型を対象としています。
  • 本ロータリーテーブルの最小設定単位は0.00001degと業界最高水準を誇り、ベースマシンであるUVMシリーズの0.01μmリニアモータ駆動と併せて、高い位置決め精度を実現いたしました。
  • 主にPCD(多結晶焼結ダイヤモンド)工具を使用した仕上げ工程においては、加工ワークを傾斜させることにより、工具周速ゼロ点を回避することが可能となるため、高品位な加工面を実現することが可能となりました。
  • 業界内で高い評価を得ている、当社の先端技術である工具ベクトル補正機能(VectPath®)は本ロータリーテーブルの開発に併せて、新たに5軸加工にも適用可能なソフトウェアとして開発中です。

本2軸ロータリーテーブルは、10月31日(火)から11月2日(木)まで当社沼津工場、御殿場工場で開催されます『第18回芝浦機械グループソリューションフェア2023』に初出展いたします。

超精密マシニングセンタ UVM-700E(5AD) image

超精密マシニングセンタ UVM-700E(5AD)

PAGE TOP