薄膜太陽電池分野にも応用できる転写装置を開発
(成形品の薄膜化・工程削減・生産性向上が可能)

2023年10月13日

芝浦機械株式会社(本社 東京都千代田区/代表取締役社長 坂元 繁友)は、フレキシブルなフィルムに微細パターンを成形するロールツウロール式UV転写装置で、両面に転写できるRT-200WUを開発し、ラインナップに追加しました。当社プライベート展示会『第18回芝浦機械グループソリューションフェア2023』にて展示、紹介いたします。

<主な特長>

  • 不透明基材へのUV転写(特許取得済)
    ガラスモールドロールを使用し、ロール内部にUVランプを配置することで不透明基材へのUV転写を実現します。
  • アライメント機構の搭載
    印刷機械や塗工機で培ったウェブハンドリング技術を活かし、TD方向(幅方向)・MD方向(流れ方向)にアライメント機構を搭載し、従来の枚葉式や貼り合わせ方式よりも薄膜化・工程削減・生産性向上が可能です。

マイクロレンズアレイや電子部品のような粗目のパターンから、更に微細なパターンが要求される細胞培養シートや抗菌シート、またはワイヤーグリッド偏光素子などに適用が期待される中、弊社取組事例を紹介します。

本機は10月31日(火)から11月2日(木)まで当社沼津工場、御殿場工場で開催されます『第18回芝浦機械グループソリューションフェア2023』にて、沼津工場Hall 6第12工場内の展示にて紹介いたします。

ロールツウロール式両面UV転写装置「RT-200WU」 image

ロールツウロール式両面UV転写装置「RT-200WU」

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