新型BSポジショナNCBOY-4800を開発(高速通信・多軸制御を容易に実現する別置型高機能マルチポジショナの提案)
2019年5月17日
当社は、このたび別置型高機能マルチポジショナNCBOY-4800を開発いたしました。
製造ラインの無人化に伴い、装置の動力源としてサーボモータおよびサーボアンプの多軸化がますます進むなか、EtherNetベースの高速通信を搭載、基本性能を大幅に向上した本機の投入により、製造ラインの多軸制御ニーズに対応いたします。
<NCBOY-4800の主な特長>
- 高速モーションリンクの実現
EtherNetベースのVLBus-S通信により従来機比10倍の高速通信を実現。最大48軸(対応中)の当社Sシリーズサーボアンプとの高速・高応答なモーションリンクが可能となりました。
- リモートI/Oによる省配線
装置の省配線に貢献するリモートI/O(開発中)を最大16局接続可能です。リモートI/Oは専用のIOBus-S通信により高速処理され、モーションリンクへの負荷なくI/Oの多点化が可能です。
- 各種オプションの充実
標準搭載のEtherNetポートによりタッチパネルやPLCに加えて、IoT機器との接続が可能です。また、オプションでCC-Link、DeviceNet、Profibus等のフィールドネットワークに対応いたします。
- 完全上位互換により従来資産を流用可能
従来機種のNCBOY-3200で構築されたシーケンスプログラムやNCプログラム等の制御ソフトウェアを変換作業なく、新環境下での流用が可能です。
本機は、5月23日(木)から25日(土)まで当社沼津工場(本社)・御殿場工場で開催されます『第17回東芝機械グループソリューションフェア2019』にて、ご覧いただけます。

※画像は開発中のものです。
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