工作機械用ワーク搬送システムを提案 「工作機械とロボットの融合」

2016年5月17日


 当社は、世の中のニーズが、製品である「モノ」から製品に+αの付加価値をつける「モノ+こと」へと急激に変化する中で、総合機械メーカの弊社ならではの、工作機械のワーク搬送にロボットを組み合わせたシステム構築に取り組んでまいりました。

 今回は、小型垂直多関節ロボットTVLシリーズと、直交ロボットCOMPO ARM「BEシリーズ」を組み合せた工作機械用ワーク搬送システムを提案いたします。

<本システムの特長>
・必要最小限のロボットで構成された効率よく運用するワーク搬送システム
 一般的には1台の工作機械に1台のワーク搬送システム、もしくは複数台の工作機械に大型ロボットでワークを搬送するシステムを構築することがあります。軽量の小型垂直多関節ロボットを直交ロボットに組み合わせることで、複数台の工作機械へのワーク搬送に必要十分な動作範囲を網羅します

・垂直多関節ロボットTVLシリーズを使用
 トップクラスの性能(同クラスのロボットでは最速グループとなる、標準サイクルタイム0.4秒台)と、高いコストパフォーマンス(設計初期段階で、部材加工工数、組立工数を徹底検討し、性能を落とさずに低コストを実現)を両立しました。IP65、ISOクリーンクラス3にも対応可能です(オプション)。

・直交ロボットCOMPO ARM「BEシリーズ」を使用
 広範囲作業エリアと高荷重搬送用途に最適なベルト駆動タイプの直交ロボットです。最長ストローク4,450mm、最大可搬質量200kgに対応可能です。

 本システムは、5月19日(木)から21日(土)まで当社沼津工場(本社)・御殿場工場で開催されます『第14回
東芝機械グループソリューションフェア2016』に展示し、ご覧いただきます。

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