超精密立形加工機UVMシリーズに新方式ATCを開発 (自動工具交換時間を1/3に大幅短縮)

2015年5月7日

ATC


 当社は、このほどご好評いただいております超精密立形加工機UVMシリーズの自動工具交換装置(Automatic Tool Changer 以下ATC)をリニューアルし、販売を開始いたしました。
 UVMシリーズは、光学部品金型加工で培った技術により、磨きレス鏡面仕上げや磨き時間短縮化を提案し、お客さまの生産性向上に努めてまいりました。今回、新方式の工具チャッキングシステムを採用したATCを開発、自動工具交換時間の大幅な短縮により、さらなる生産性向上に貢献します

<主な特長>

  • 自動工具交換時間の大幅短縮を実現
    直動式(引込式)の工具チャッキングシステムを採用することで瞬時に工具着脱が可能。従来のねじ式と比較し、自動工具交換時間を約1/3に低減。使用済みの工具を取り外してから新しい工具を取り付けるまでの所要時間(Tool to Tool)を7秒に短縮。

  • 運用状況に合わせ工具ストック仕様を2種類用意
    従来の工具収納数は最大16本でしたが、新たに100本収納可能なタイプをご用意。大量の工具を必要とするワーク自動交換装置を用いた自動運転時などでの用途でも十分な工具の搭載が可能です。

  • 省スペース収納
    安全に配慮し、機械操作側と反対側に従来機相当の省スペース収納を実現。100本収納モデルでは、当社製小型スカラロボットを採用し、省スペース収納を実現しました。

 本装置の販売台数は初年度60台以上を予定、5月21日(木)から23日(土)まで開催される東芝機械グループ ソリューションフェア2015にて初出展します。また、UVMシリーズは資源エネルギー庁の「地域工場・中小企業等の省エネルギー設備導入補助金」の対象です。

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