回転式自動パレット交換装置を装着した立形ドリルセンタを開発(建材穴あけ加工サイクルタイムを大幅に短縮)

2015年5月7日

FMC-6V-S

 当社のグループ会社である不二精機製造所(本社:静岡県駿東郡長泉町 社長:相蘇信幸)は、このほど、「お客様を満足させる高効率・高生産性マシン」をコンセプトとして、立形ドリルセンタに回転式自動パレット交換装置を付属した「FMC-6V-S」を開発・販売を開始しました。

 本機は、建材、エネルギー関係で求められる部材の大径穴あけ加工、大径TAP加工を高効率で行なう機械です。東京オリンピックに向けた国内インフラ整備や中国を主とした新興国ボリュームゾーン向けに販売を行ないます。

<主な特長>

  • 省スペース化
    従来の自動パレット交換装置は平面上の交換になるためパレット2枚分のスペースを必要としましたが、新方式ではパレット1枚分のスペースで設置が可能で省スペース化を実現しました。
  • パレット交換時間の短縮
    回転方式のためパレット移動距離の短縮を実現し、交換時間は従来方式より約20%短縮しました。(当社比較)
  • 環境への配慮
    パレットを回転させる事で付着した切屑を装置下側に設置したコンベアに回収する事が可能で、更には切屑破砕機FC-16/24S(オプション)を連動する事で切屑の減容を実現し、環境に配慮しました。

 本機は本体価格4500万円で、年間5台の出荷を予定しており、5月21日(木)から23日(土)まで開催される東芝機械グループ ソリューションフェア2015にて初出展いたします。

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