新興国市場のEMS企業をターゲットに、 新小型垂直多関節ロボット TVLシリーズを拡充

2015年5月7日

TVLシリーズ

 当社は、このほど低価格小型垂直多関節ロボットTVLシリーズに、新たにTVL700を追加し、お客さまにご提案する商品バリエーションを拡大しました。TVLシリーズは、中国・台湾・東南アジア等の新興国大手EMS(Electronics Manufacturing Service の略であり、電子機器の受託生産を行なう企業)等の電気機器メーカー向けに電子機器(パソコン、タブレット)組み立てや、検査工程や搬送作業の自動化をターゲットに開発され、生産現場の自動化、品質向上に貢献します。

<TVLシリーズの主な特長>

  • 高いコストパフォーマンス
    業界トップクラスの運動性能(標準サイクルタイム;TVL500:0.3秒台、TVL700:0.4秒台)と低価格(当社従来機比25~30%減)を両立させました。

  • 高い利便性
    標準装備として、空圧機器などの外部機器や配線の固定用に使用できるサービスタップや第一アームにT溝を採用し、システムインテグレータに対する利便性を高めています。また、ロボットの側面取り付けも可能です。

  • 豊富なオプションを用意
    お客さまの使用環境に合わせ、I/Oパネルの位置を3種類から選択できます。さらに防塵防滴対応など、お客様の作業用途・環境に対応じたオプションをご用意しました。

 5月21日(木)から23日(土)まで開催される東芝機械グループ ソリューションフェア2015にて、提案の一例としてプリント基板用パーツのばら積みワークピッキングから、プリント基板の組み立て(ねじ締め等)、検査工程までの一連の製造工程を、TVLシリーズ、当社製スカラロボットTHLシリーズを組み合わせたシステムにて自動化した展示をご覧いただけます。

製品へのお問い合わせはこちらまでお願いします。

PAGE TOP