グローバル市場向け門形マシニングセンタ MPJ-2650を開発

2012年5月14日

MPJ-2650
MPJ-2650

 当社は、このほど、エネルギー・建設機械・産業機械・大型基幹部品加工分野に向けた門形マシニングセンタ「MPJ-2650」を開発しました。
 本機は、グローバル市場向け商品として拡販を目ざしたライト級五面加工機のボリュームゾーンへの足がかりとなる新機種です。
 拡販を進める上で市場ニーズに合わせた標準仕様の絞込み、構造部品の構造解析の精度を高め、機械剛性、加工能力を落とすことなく、リーズナブルな価格設定を可能としました。

【主な特長】
(1)主軸に高トルク・高出力のギヤレスダイレクトドライブ方式を採用し、ワークにあった最適条件での切削が可能
(2)各種アタッチメントにおける自動アタッチメント割り出しが可能で接近性の良いスナウト220(垂直主軸)を標準装備、かつ垂直主軸と同等な能力を発揮する「ハイパーアングルヘッド」を特別附属品として用意しており、フレキシブルな5面加工が可能
(3)5面加工ヘッドや30度ヘッドなど豊富なアタッチメントを取りそろえ、多様化するワーク形状に対応
(4)待機電力やエア消費量を大幅削減し、環境負荷軽減とランニングコスト削減に貢献
(5)コンピューター数値制御(CNC)装置はグローバル展開を視野に入れ「FANUC Series 31i-MODEL B5」を採用
 
 本機の本体価格は、95,000千円(納期7ヶ月)で、一般部品加工現場を中心に、年に15台の販売を目ざします。

【主な仕様】
●移動量(X軸×Y軸×Z軸×W軸):5,200㎜×3,000㎜×800㎜×1,000mm
●門高:1,850㎜ 
●門幅:2,600㎜ 
●主軸回転数(50番テーパ):30~4,000回転
●機械設置スペース:13,000㎜×6,580㎜ 
●高さ:6,570㎜ 
●重量:45.2トン

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