新型ダイカストマシンDC400Kを開発(新興国の市場ニーズに合わせた機能・仕様を装備)

2011年5月18日

DC400K
DC400K

当社は、このほど、新型ダイカストマシン「DC400K」を開発し、発表を行ないます。

本機は、弊社としては初めてとなる新興国ボリュームゾーン向けに開発したもので、従来機と異なり、新興国の市場ニーズに合わせた機能・仕様を装備し、ターゲットを絞り込んだダイカストマシンです。
開発のコンセプトとしては以下の4点です。

  1. 「新興国ボリュームゾーンをターゲット」
    新興国のお客さまのニーズに適合した使い勝手と仕様を実現
  2. 「止まらない、メンテナンスしやすい機械」
    故障診断機能等を標準搭載し、安定生産を追求。
  3. 「ハイスピードで高生産性の機械」
    クイックサイクルモード等を標準搭載し、高生産性をサポート。
  4. 「従来機の射出性能を踏襲し、さらに進化」
    従来の射出性能に増圧ACCを追加し、品質向上を追求。

本機は、弊社現地法人である東芝機械(上海)有限公司で生産し、新興国市場をカバーしていきます。今回は最も需要が見込まれる型締力400tクラスから開発を進め、順次ラインナップを拡充いたします。

なお、本機は今後フィールドテストなどを繰り返した後、2011年度下期より販売を開始、当初は月産5台を計画しており、価格は従来機に比べ30%減程度となる見込みです。

当社沼津本社・工場および御殿場工場で開催される『第9回東芝機械グループ ソリューションフェア2011(5月19日~21日)』に参考出品いたします。

会場にはDC400K以外にも、参考出展として、電動サーボモーター駆動を用いた「ハイブリッド射出」のモデルスタンドを展示し、環境負荷低減に向けた取組みについてご提案をさせていただきます。

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