大型電動ハイブリッド式射出成形機 ED1800を開発(省エネ・省スペース・ハイサイクルを実現 )

2004年10月26日

当社は、このほど、電動ハイブリッド式射出成形機 ED(エレクトリック・ダイレクト・ロック)シリーズに、型締力が1800トンという超大型の“ED1800"をラインナップし、11月4日 (木)~6 (土)に弊社沼津本社・工場で開催される第3回東芝機械ソリューションフェアに出展いたします。

当社は、大型電動式射出成形機に対する取組みとして、油圧式型締装置と電動式射出装置を組み合わせたものや全電動式射出成形機(トグル式)など、ユーザーニーズに合った多種多様な機種をご提案してきました。

EDシリーズは、省エネ、省スペース、ハイサイクルならびに高付加価値を実現した最強のシリーズです。電動式サーボモータ駆動による型開閉と油圧式高圧型締を融合した、ハイブリッド型締装置を採用するとともに、ポンプ駆動用モータ容量を従来の油圧機比で80%低減し、省エネ化を推進。作動油量も油圧機より84%低減し、環境負荷を大幅に減少させました。

またED1800の全長は12 mを切り、世界最小スペースを達成しました。さらに、型開閉に複数のサーボモータを同期制御させる当社独自の技術を採用し、高速かつ正確な型開閉動作を実現して(特許取得)、ハイサイクルにも寄与。直動電動式型開閉機構と油圧昇圧機構の組合せによる、多種多様な付加価値成形 (射出圧縮、射出プレス、コアバック成形等)が容易に対応できるという、他社にはない多くの特長を有しております。

東芝機械は、今後も国内外の自動車関連ユーザーのニーズを的確に捉え、本シリーズを核に、サイクルアップおよび工程短縮などを実現できる新機種を随時投入していきます。

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