ダイカストマシンDC135J-S、J-Tをラインアップ

2002年10月9日

当社は、このほど、ダイカストマシンの主力製品であるJシリーズに、135トンをラインアップしました。
DC135Jのコンセプトはさらなる信頼性の向上と鋳造領域の拡大です。ハイサイクル連続稼動という過酷な使用状況下でも安定生産、高生産を実現させました。射出性能を大幅に向上させ、薄肉製品から厚肉製品までの幅広い鋳造領域を可能にしました。具体的には速度能力を従来比33%アップさせ、射出力も19%アップしました。また、本機はCフレームを新たに採用することで射出部の剛性をあげています。

DC135J-Sタイプ

キャスティングバイザ搭載でスタンダードマシンを革新的に変えた“J-S"タイプは、スタンダードマシンの使いやすさとコンピュータマシンの正確さを合わせ持ったニューマシンです。
1パネルに必要入力項目を集約、オプション対応も充実、使いやすさを追求したオペレーターのためのマシンです。

DC135J-Tタイプ

未来のオープンネットワーク対応を見据えた新TOSCAST(ダイカストマシントータル制御システム)555を搭載したDC135J-Tは、さらに使いやすくそして高性能になりました。またEthernet LANの対応、ホスト通信機能の拡充により集中管理機能が充実しました。32MBメモリーカードを採用し、従来の20倍以上の記憶能力があります。操作キーにタッチパネルによる入力方式を採用することにより、軽く触れるだけで入力が可能です。

主な仕様