電動式射出成形機ECシリーズ第二弾を発売(精密成形からハイサイクル成形まで)

1999年4月27日

電動式射出成形機ECシリーズ第二弾

当社は、昨年発表した電動式射出成形機EC40、EC60(型締力40トン、60トン)の好評と、お客様からの「上位機種を早く市場投入して欲しい」という要望にお応えし、このほどEC100(型締力100トン)を販売開始いたしました。この後5月にEC160(型締力160トン)、7月にEC220(型締力220トン)、9月にEC350(型締力350トン)と順次新機種を投入していく予定です。
本機は、EC40、60の基本コンセプトの1つである「油圧機と変わらない使いやすい操作性」など全ての長所を継承するとともに、新たに射出成形機用に自社開発した業界トップクラスの高出力、高応答サーボモータとサーボアンプや、たわみを極小化した高剛性トグル型締機構等の採用により、精密成形からハイサイクル成形まで全てのジャンルに応じられるハイパフォーマンス機となっています。
また成形の基本となるスクリューデザインは、油圧機で長年ご好評をいただいている汎用樹脂用DBGスクリューから、樹脂毎に対応した専用スクリューまで、ワイドなバリエーションに対応可能となっています。
EC100は、EC40、60と同様全てのコア技術、装置を自社製とし、当社の総合力を集結した製品となっています。なお、本機の価格は、オープン価格(目標価格:1千2百万円)で、当面月産15~20台を予定しています。

本機の主な特徴は次のとおりです。

  1. 機械、成形、スクリューの「KNOW HOW」を結晶化
  2. 省エネ(従来比:1/3~1/5)、およびクリーン化を実現
  3. 長年の工作機械制御技術で熟成したサーボ制御技術と自社製サーボアンプを採用
  4. 高出力・高応答サーボモータの開発で実現したクラストップレベルの射出率
  5. 高剛性型締機構、射出構造により精密安定成形と信頼性を実現
  6. 油圧機と変わらない機械操作性
  7. 同時動作でタイムラグのないハイサイクル成形
  8. 自動給脂を標準装備とし、安定メンテナンスフリーを実現

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