第51回機械工業デザイン賞IDEAにて高生産・低環境負荷型ダイカストマシン DC1100R-E/1300R-Eが審査委員会特別賞を受賞

2021年7月1日

当社の「高生産・低環境負荷型ダイカストマシン DC1100/1300R-E」が、このたび日刊工業新聞社主催「第51回機械工業デザイン賞IDEA」にて、「審査委員会特別賞」を受賞しました。

本賞は主に生産財を対象として、外観、機能、性能、安全、色彩などさまざまな要素を総合的に判断して評価されるものです。

＜受賞したDC1100/1300R-Eの主な特長＞
◆生産性の向上
　電動サーボモータ駆動のトグル機構の採用により型開閉時間を短縮し、
　電動型締と油圧アクチュエータの同時動作によりサイクルタイム短縮を実現しました。
（1,100t: 当社機1,250t比34.9%短縮、1,300t: 当社機1,250t比32.1%短縮）
　油圧型締に比べて高応答、精密な位置制御による安定した動作を実現。
　また、電動型締機構採用によるサイクルタイム短縮、使用電力量削減により
　製品１個当たりの環境負荷としてCO₂排出量削減が見込まれます。
（1,100t: 当社機1,250t比約19％削減、1,300t: 当社機1,250t比約12％削減が見込まれます）

◆省スペース
　型締を電動化することで作動油量を削減できるためフレーム内タンクを極小化し、また油圧用モータレイアウト見直すことで省スペース化を実現しました。
　1,100tは800tクラスのスペースに、1,300tは1,250tクラスのスペースに設置することができます。（当社機比）

◆新型コントローラ搭載（TOSCAST-999）
　新型コントローラTOSCAST-999は19インチモニタを採用。
　視認性、操作性、設定自由度が向上し、異なる画面を上下同時に表示可能です。
　また、当社独自技術の故障診断機能を標準搭載。
　さらに生産管理ソフトdPAQET（オプション）により、離れた事務所から複数台の監視ができ、保全性向上、生産効率向上に貢献します。

◆センシング冷却仕様（オプション）
　製品品質の安定化の為、給水側2口に電磁弁、排水側に流量計を備え、金型の温度制御が可能です。

当社は、今後開発される機械でも、多様化するユーザニーズに対応する製品づくりに取り組んでまいります。

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