電動式射出成形機向けの新技術を開発(耐熱性樹脂の高生産・安定成形に寄与)
2017年5月8日
当社は、このたび電動式射出成形機EC-SXIIシリーズ向けに精密安定成形と成形品のトレーサビリティによって生産性を高める新技術を提案します。
本技術の適用によって、エンジン関連部品などの先進自動車部品に使用される耐熱性樹脂の高生産性・精密安定成形を実現し、お客さまの生産性向上に寄与します。
<主な特長>
- 成形品のトレーサビリティを実現
射出ショット番号をQRコードとして成形品に印字、リモートコントロールシステムiPAQET取得データと連動させることで、製品ごとの成形条件、モニタリングデータのトレースが可能となります。
- 耐熱性樹脂の精密安定成形を実現
耐熱性樹脂の自動車部品への適用が拡大する中、成形で問題となっているガス発生によるガス焼け、ショートショットの発生を抑制するスクリュを開発、耐熱性樹脂の高生産性・精密安定成形を実現します。
- 金型のメンテナンス性を向上
成形時に発生するガスを低減することで、金型内に溜まるモノマーの発生量も抑えました。
お客さまによる金型のメンテナンス頻度を削減、生産性向上に寄与します。
本技術は、5月18日(木)から20日(土)まで弊社沼津工場(本社)・御殿場工場で開催されます『第15回東芝機械グループソリューションフェア2017』にてご覧いただけます。
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