新型垂直多関節ロボットTVMシリーズの適用事例紹介(最新ロボットによるマテハン適用事例を展示)
2017年5月8日
当社は、このたび新型垂直多関節ロボットTVMシリーズ3機種の開発・販売を開始しました。本シリーズは、豊富なシステム構築支援ツールとの組み合わせで、部品組み立てや搬送作業で高い生産性を発揮します。
<TVMシリーズの主な特長>
- 高コストパフォーマンスと信頼性の実現
TVM900 (アーム長: 900mm、最大可搬質量:20kg)
TVM1200(アーム長:1,200mm、最大可搬質量:15kg)
TVM1500(アーム長:1,500mm、最大可搬質量:10kg)
従来機よりアーム長と可搬質量の拡大に対応しつつも、シリーズでの部品共有化と軽量化設計により、高いコストパフォーマンスを実現しました。また、主要部品は日本メーカ製を採用し、信頼性を確保しました。
- ばら積ピッキング自動化システムの構築が容易
ロボット画像認識パッケージTSVision3D(オプション)との組み合わせにより、短期間でばら積ピッキング自動化システムの構築が可能です。TSVision3Dには、CADデータ不要の簡単モデル登録、簡単キャリブレーション、箱との衝突防止機能など数々の便利機能が搭載されており、システム構築を強力にサポートします。
- プログラム作成支援ツールがシステム構築を強力にアシスト
ロボットプログラム作成支援ツールTSAssist(オプション)で自動化設備の計画から構築・改善まで全段階の作業を強力にアシストします。TSAssistの高性能3D シミュレーション機能には、干渉チェック、軌跡表示、正確なシミュレーション等の便利機能が搭載されています。
5月18日(木)から20日(土)まで弊社沼津工場(本社)・御殿場工場で開催されます『第15回東芝機械グループソリューションフェア2017』では、
①TVM1200とTVM1500を組み合わせた広範囲マテハン実演
②スカラロボットTH1200A とTVM900を組み合わせた約20Kgのワーク搬送の実演
を取り組み事例として展示し、ご覧いただけます。

<垂直多関節ロボットTVM1200とTVM1500による、広範囲マテハンの実演>

・重量ワークの広範囲マテハンを容易に実現
<スカラロボットTH1200A とTVM900による、約20Kgのワーク搬送実演>

・TH1200AとTVM900の組合わせで、重量ワークを広範囲にハンドリング
・エリア監視(排他領域制御)で、ロボット同士の干渉を回避
製品へのお問い合わせはこちら までお願いします。