トップクラスの性能、低価格を実現した 新小型垂直多関節ロボットTVL500を開発・販売

2014年5月14日

TVL500
TVL500


 当社は、このほど低価格産業用ロボットシリーズ第2弾の垂直多関節ロボットTVL500を開発し、販売を開始しました。
 本機は、主にEMS企業(electronics manufacturingservice の略であり、電子機器の受託生産を行なう企業)での小型電子部品組み立て工程での使用を想定しており、動作範囲の小さな組み立てや搬送作業で高い生産性を発揮します。

<主な特長>
・高いコストパフォーマンス
業界トップクラスの性能(標準サイクルタイム:0.3秒台)と低価格(当社従来機比25%減)を両立させ、高いコストパフォーマンスを実現しました。
・高い利便性
標準装備として、空圧機器などの外部機器や配線の固定用に使用できるサービスタップや第一アームにT溝を採用し、利便性を高めています。また、本機を側面取り付けする事もできます。
・豊富なオプションを用意
お客様の使用環境に合わせ、I/Oパネルの位置を3種類から選択できます。さらに防塵防滴対応など、お客様の作業用途・環境に対応じたオプションをご用意しました。
・新コントローラ採用
当社従来機機種比較で40%減とコストパフォーマンスを追求した垂直多関節ロボット用コントローラTSL3100をご用意しました。

 本機の標準小売価格は150万円(税抜き)で月産50台を予定しており、5月22日から行なわれる弊社内覧会ソリューションフェア2014にて初出展します。展示会場では、2台のTVL500と直交ロボット2台、スカラロボット1台を組み合わせ、基板の組立と分解を行うデモで、省スペースの中で5台のロボットが行う協調的な作業をご覧いただきます。見どころは、2台のTVL500が基板同士をコネクタ接続する作業です。ぜひご覧ください。

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