超精密立形加工機UVM-450Dを開発(UVM-450シリーズの性能拡張)

2013年6月20日

UVM-450C
UVM-450C


 当社は、このほど、LEDレンズの金型やスマートフォン等に用いられる光学部品の金型加工に対応した、超精密立形加工機「UVM-450D」を開発しました。
本装置は、従来より販売している「UVM-450C」の後継機で、高精度をより安定して維持する機能を有しております。

近年急成長を続けるスマートフォンには、筐体やディスプレイ、カメラなど最先端の部品が用いられます。これらの金型を加工する工作機械には、磨きなどの仕上げ工程の短縮を実現できる高精度を安定して実現できる機能が求められています。

当社は、超精密加工機の基盤技術をベースとして、毎分8万回転の高速主軸、構造体の最適化を図り、従来比1.33倍の高速性を実現しました。また機械構造体内に冷却液を循環させ機械の温度安定性を向上し、高精度の長時間維持を実現しました。

また、従来機「UVM-450C」のオプションとして、主軸を装着する構造体にCFRPを用いて80%の軽量化を実現することにより、主軸の上下運動の加速度を従来比で6倍に高めた装置も準備しました。

UVM-450Dの価格は4,000万円で、初年度10台の販売を予定しています。

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