ダイカストマシン用テクニカルセンターを開設(新たな鋳造法の開発やテストでお客様に貢献)

2005年7月25日

1250トン(12250kN)のダイカストマシンによる鋳造デモンストレーション
1250トン(12250kN)のダイカストマシンによる鋳造デモンストレーション

当社は、このほど、相模工場にある鋳造トライやダイカストスクールに使用してきたソフトハウスをリニューアルし、新たにダイカストマシン用テクニカルセンターをオープンいたしました。このテクニカルセンターをダイカストにおける物づくりのキーステーションとして、お客様により密着したプロセスソリューションによるご提案をしていきます。また、新たな鋳造法の開発や商品開発を進め、ダイカストの用途拡大を図ってお客様に貢献していきます。

具体的には、従来より実施している金型の鋳造トライ、ダイカストスクール、個別の技術指導、鋳造支援技術の開発などを継続するとともに、金型の受注、試作テスト(鋳造データを付属)なども行なっていきます。

設備は150トン(1470kN)と350トン(3430kN)のダイカストマシンの他、アルミニウムとマグネシウムの異種金属が鋳造できる650トン(6370kN)、さらに大型の1250トン(12250kN)(金型は1650トン(16170kN)クラスまで取付可能)の2台のダイカストマシンを新たに増設し、合計4台の体制としました。設備は、全てサーボ射出機構を付属しています。付帯設備として、真空装置、局部加圧装置(スクイズマスター)、金型温調器を備え、幅広い対応が可能となりました。

去る7月8日、9日の両日に、ダイカストマシン用テクニカルセンターオープニングセレモニーを相模工場で開催し、約300名のお客様にご見学いただきました。今後もご提案内容の充実に努め、お客様に役立つテクニカルセンターを目指していきます。

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