芝浦メカトロニクスの直交ロボット事業の移管について

2004年11月29日

直交ロボット(BAシリーズ・3軸)
直交ロボット(BAシリーズ・3軸)

当社と芝浦メカトロニクス株式会社は、芝浦メカトロニクスの直交ロボット事業を東芝機械に事業移管することで合意し、契約を締結いたしました。これにより当社は、ロボット事業のラインナップの充実を図り、商品競争力をさらに強化していきます。

事業移管の狙い

当社と芝浦メカトロニクス株式会社は、芝浦メカトロニクスの直交ロボット事業を東芝機械に事業移管することで合意し、契約を締結いたしました。これにより当社は、ロボット事業のラインナップの充実を図り、商品競争力をさらに強化していきます。


直交ロボットは、工場の製造ラインなどで、省力化・生産性向上のために使用される直交座標型の産業用ロボットです。現在直交ロボットの業界は、製品バリエーションの多様化、仕様の高度化、低価格化など競争が激化しています。この厳しい競争をのりこえ、さらにロボット事業を拡大していくため両社は協議を重ね、今回の契約締結に至りました。

当社は、直交ロボット事業を芝浦メカトロニクスから譲受けることにより、当社グループが保有するスカラロボット、リニアモータと合わせたラインナップの充実を図ることが可能となります。また、既存製品との融合による開発力・商品競争力の強化が相乗効果となって顧客対応力を増大し、国内外における当社ロボット事業のさらなる発展につなげる好機と判断し、移管を受けることになりました。

一方、芝浦メカトロニクスでは、FPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置、半導体製造装置、DVD関連の真空応用装置などに経営資源を集中させることで、経営基盤のより一層の強化を図っていきます。このたびの事業移管につきましては、産業用ロボット分野における当社の事業拡大方針に沿い、同社のさらなる事業の発展につながるとの判断により事業移管することといたしました。

基本合意の主な内容

  • 芝浦メカトロニクスが保有する直交ロボットの製造・販売・保守及びサービスに関する事業を移管
  • 移管時期は2005年2月1日を予定

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